市民力を結集し地域から「つくりかえる」政治を

東京生活者ネットワーク「新春の集い」に参加しました。第1部は講演会「市民、地域から日本再生に挑む」講師は古賀茂明氏。「安倍政権が去年おかしい方向に走り始め、今年は戻れない年になるのでは…。」の言葉から始まった講演は元通産(経産)官僚の体験に裏付けられ、グングンと引き込まれました。 

「先行き不安の日本社会にしたのは自民党の4大罪①借金大国②少子高齢化の放置③日本を成長できない国にした(バブル崩壊後の失われた20)④原発神話をつくって福島事故を招いた。」とし、再生に向けて、既成政党にはない「既得権益(財界・勞組)と闘い、『改革はするけれど戦争はしない』勢力が日本をつくりかえていく。」という古賀氏。それこそがネットの立ち位置で、活動分野です。中央主導型の政治に地域から市民の力を集め、政治をつくりかえていくことが、今こそ必要だと確信しました。また、「日本がまちがった方向に行く力を戻すのは、既得権益のしがらみを持たない『女性の力』である。」に大いに勇気づけられました。第1部の最後にステージに上がった統一地方選挙にチャレンジする35地域・49人。熱く語る思いに、その迫力に、「東京の未来は市民がつくる」が伝わってきました。

 第2部の懇親会では政治家はもとより地域で活動する多くの市民団体・社会的企業の方たちの参加がありました。神奈川ネットから「市民社会構築に向けて、統一地方選挙を共にがんばりましょう!」と乾杯の挨拶をさせていただきました。30歳で2期目、若い男性、2月に出産予定の候補者など、日常の活動の深さと拡がりを感じました。トップダウンでなく、ボトムアップの政治を今こそ進めていきましょう。