マイ測定器をもっての参加2名、赤ちゃんを抱っこしての若い夫婦、幼児づれの一家、孫と一緒のおばあちゃんの参加など、皆さん、子どもへの放射能の影響を心配しています。また、地元FM放送の関係者の参加、タウン誌の記者の取材など人々の関心の強さが伝わりました。「放射能汚染を心配していると孤立しがち、ともに考える仲間に出会え話し合え学習できたことは良かった。」との参加者の声もありました。定期的な測定会の実施を検討します。第3弾「脱原発・地域エネルギーを考える」の学習会を9月に予定しています。
場所:海老名市 中央公園・相模国分寺史跡公園・学童保育「ポケット」園庭の11地点
天気:曇り一時小雨
主催:海老名ネット 参加者23名
測定場所 地表1m 地表50cm 地表付近
丸井 正面玄関横の茂み 0.045 0.047 0.058
中央公園 噴水のくぼみ(水遊び場) 0.059 0.061 0.057
七重の塔西アスファルト 0.062 0.058 0.083
七重の塔南側溝の上 0.059 0.056 0.075
国分寺史跡公園(基壇の南側芝生の上) 0.049 0.044 0.053
基壇の北西角地 0.058 0.060 0.077
基壇の上 0.050 0.046 0.049
基壇そばの桜の木付近 0.053 0.065 0.056
道路を隔てた北側の芝生上 0.041 0.036 0.048
「ポケット」園庭ブロック塀の土の上 0.041 0.043 0.060
北側玄関脇ブロック塀角
コンクリート上 0.046 0.051 0.056
*単位:マイクロシーベルト/時 直線上に3つの高さで、それぞれ6回計測の平均値
*測定場所は子ども、市民が日常的遊び、集う場所を選定
最高値は中央公園重の塔西アスファルトの0.099(平均は0.083)、多くの市民が集う場所で気になるところです。
講師上田昌文氏(NPO法人市民科学研究室代表)のコメント
「この値であるなら原発事故で放出され降下したセシウムは現在ほとんど、残存していないと考えていいだろう。むしろ、インターネットで情報を得て食べ物による内部被曝にもっと注意を払うべきだ。」
以上