子ども子育て会議を傍聴

2015年8月31日 22時30分 | カテゴリー: 活動報告

2015年度の「海老名市子ども子育て会議」第1回が開催され、傍聴しました。条例により委員の任期は1期2年。2期目7人、1期目8人の15名でのスタートでした。議長は労働者を代表する方で、前期からの引き続きで、各委員の意見をうまく引き出し進められました。これからの会議では子ども子育て計画の運行管理と保育園・幼稚園の増設や定員増について、審議されます。

今年4月から新子ども子育て制度がスタートしましたが、新制度は、なかなか市民に理解されていません。今まで私立幼稚園の保育料は一律で、平均1ヶ月25,000円でしたが、新制度へ移行した幼稚園の保育料は保護者の収入により、市が5段階に規定しています。以前より高くなる家庭と安くなる家庭が出てきます。海老名市では8園中2園が新制度に移行し、国の基準より下げ、多くの保護者は今までと変わらない保育料となっています。公募委員から、Q&Aのような、分かりやすい説明書がほしいという意見が出ました。さらに、市民向けの説明会の開催も必要だと思いました。

また、待機児が1番多い0歳児~2歳児専用の市立中新田保育園ぴよぴよ棟を卒園する3歳児対策を含め、待機児対策として中新田保育園の増築棟について審議されました。あらためて、小規模保育園の増設と卒園後の保育先の確保を市が指導していく必要性を強く感じました。

公募委員から、時間に縛られないフリーの仕事をしているが、都心への会議の出席に子どもを預けるところがなく、様々な働き方に応じた、保育事業の在り方を考えてほしいという意見がありました。現場の声に真摯に向き合うことが必要です。保育ママや、一時預かりを豊富にしていくことが市に求められています。

海老名市は西口のまちびらきにより3,000人の人口増、働く人も3,000人増加すると見込まれています。小田急の駅間地区の開発も発表されました。若い世帯は増えますが、10年後には、微減していく予測です。現在、幼稚園は入園率100%、保育園の待機児は37名です。子どもを育てる家庭にとっては、厳しい現状です。公立保育園は受給調節の役割があるとしていますが、建物を建てても保育士不足の現状では、潜在的保育士の活用が必要です。今年度から神奈川県は2回保育士試験を実施し、保育士不足の解消を図っていますが、潜在的保育士の多くは子育て中です。保育士の働き方を多様にしていくことで、保育士不足の解消に繋がると考えます。

5年のうちに待機児0の計画ですが、困っている保護者には一刻の猶予もありません。保育の質を高めながら、保育事業を豊富化し、多様な働き方に対応していくことが今必要です。